奥州総鎮護 志和稲荷神社
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稲荷日記
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2012年03月12日

午前中

今になって紫波町に大雪注意報が発令されたとのこと。季節は3月中旬。そろそろ春に向かって暖かくなって頂いても宜しいのですが、岩手の3月はまだ厳しさを残しているようです。

昨日は東日本大震災から一年と言う日を迎えました。
同じ岩手県民ながら津波の被害に遭われた皆様の心の痛み、苦しみは簡単には言い表すことなど出来るはずもありません。この一年という月日が、少しでも皆様の心を癒す一年であったのならばそれだけが救いでございます。
皆様にとってこの一年はどんな一年でしたでしょうか?

今、経済的な復興も大切ではございますが、それに加え求められているのは一人一人の心の復興だと思います。我々に出来ることは限られているかも知れません。しかし、いつか胸を張って「復興」と言える日まで、本日から新たな気持ちで共に歩んで参りましょう。

節目の一年。新たな一年。
皆様の祈り、思いを大きな力として。

さて、大雪注意報が発令された稲荷山。
それでも午前中は…



昨晩の湿った雪も止み、青空が広がっておりました。これからの新たなスタートを応援しているかのように眩しく蒼く輝いております。



稲荷の山々も綺麗に雪化粧しております。
そんな雪化粧が少し厚すぎたようで…



正面のモミジは少し重たそうです…余りの重たさに午前中で止めてしまったようですが、また今晩も厚く化粧をしそうな稲荷山です。

そんな本日。成狐さんがこちらへ出席して参りました。



滝名川漁業組合様が地域の豊かな自然、命の大切さを伝える為に毎年開催している鮭の稚魚放流でございます。
放流をしているのは吾妻幼稚園と虹の保育園の年長さんです。本日の放流は5万匹を放流したとのこと。
素敵な笑顔の子供達。稚魚が泳ぎ出すまで優しく見守る子供達。その姿と笑顔は私達の宝物です。

この一年は自然の厳しさをまざまざと見せつけられた一年でもありました。次世代にも自然の厳しさと優しさを伝えて行かなければなりません。この笑顔を守る為にも、今回の震災で何を思い、何を感じ、何を学んだのか、歩み出す前に一人一人もう一度考えて見ましょう。

2012-03-12 16:10:54 | 境内


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