2009年04月27日
拝殿が
何やら騒がしい本日。
天候も朝方まで降り続いていた雨も午前中には止みましたが、まだ厚い雲に覆われた稲荷山。
稲荷の桜も雨に耐え、何とか花びらを残しております。岩手の桜の名所「小岩井農場」はこれからが見頃という事で、これから迎えるゴールデンウィークには、晴れ渡る春の空に戻ってきて欲しいものです。
何故騒がしいのかと言うと…
本殿前のガラス清掃に取り組んでおりました。急な脚立に飛び乗っているのは身軽な鎌隊長。下で見守っているのは現場監督の戸川さん。
さすが、手慣れた手つきであっと言う間に輝くガラスに変わっていきます。
これから5月5日の例大祭を控え、本殿、幣殿、拝殿を中心に大掃除です。
さて、昨日稲荷山では映画撮影安全祈願祭が斎行されました。
題名は「しあわせカモン」。撮影の舞台は岩手県。
この映画は、奥州市出身のアーティストであり、県の障がい者スポーツ大会テーマソング「SKY」の提供や福祉系イベントへの協力や施設・学校への慰問活動にも積極的に取り組んでいる松本哲也さんの半生を描いた作品でございます。
この映画のテーマは今の社会では目を覆いたくなるような事件、事故が氾濫し、いとも簡単に人々は「生きる」意味を忘れ、見失っています。
その中で、「生きる」意味と生を支える「愛情」の意味を若者をはじめ、多くの人々の心に植え付けたいという思いが根本にあります。
明日28日に「ふれあいランド岩手」様にて松本哲也さんのお母さん扶美江役の鈴木砂羽さんを始め、松本哲也役の石垣佑磨さん、そして御本人の松本哲也さん等関係者御列席の上、製作発表会が行われるそうです。
詳しくは「岩手県障がい者社会参加推進センター」様のホームページを御覧下さい。
現在の社会に於いて、生きる事、愛する事、その意味、その大切さを見失いかけている事は確かです。この映画が多くの皆様に愛され、そして大切な心を気付かせてくれる映画になるよう心よりお祈り申し上げ、これから長期の撮影になる事と思いますが、何卒無事に終了の時を迎えられますよう職員一同御祈念申し上げます。
