奥州総鎮護 志和稲荷神社
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稲荷日記
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2011年05月06日

晴れやかに



満開の桜が境内を華やかなに彩った5月5日。
平成23年度当志和稲荷神社例大祭を無事厳粛且つ盛大に斎行することが出来ました。
去る3月11日の「東日本大震災」と名付けられた東北地方太平洋沖地震により甚大な被害を受け、自粛という風潮の中にも関わらず、本年も変わらず斎行出来ましたことは、大神様の御加護と県内各地の崇敬者皆様方の御信仰の賜と心より感謝申し上げます。

今例大祭は「東北地方太平洋沖地震復興祈願祭」を併せて斎行し、一日も早い復興と被災された皆様の御健康と御健勝を御参列の皆様と共に祈願させて頂きました。

祈り。その想いは一つ。

この祈りが必ずや届き当県を始め、東北各地が沢山の笑顔に包まれますように切に願っております。



5月4日。
例大祭に先立ち、翌日の例大祭を無事に斎行出来るよう、午後5時より「宵宮祭」を斎行致しました。

そして、昨日の5月5日午前11時。



宮司以下神職、並びに献弊使が参進致します。
祓所にて修祓を受け、太鼓の音と共に殿内へ。多くの御参列を賜り、厳かな雰囲気の中、滞りなく最後を奉仕することが出来ました。

本年は震災の被害を鑑み、紫波町内の伝統芸能の奉納式を中止としておりました。その中で、復興祈願祭を斎行するにあたり「是非、奉納させて頂きたい。元気な姿を見てもらいたい。」と先の震災で大きな被害をお受けになった釜石市の「尾崎青友会」様より「虎舞」御奉納のお申し出をお受けし、「復興祈願 虎舞」として御奉納頂きました。



昨年の例大祭にも御奉納頂いた虎舞。
聖獣とされた虎に願望を託し、威勢の良い独特の囃子と虎の猛々しい姿が見事に表現されております。



この虎舞を御覧頂き「復興への志」「共に乗り越えて行こう」との想いを御参列の皆様全員が感じられたはずです。

言葉では言い表せない程の悲しみと辛さ。
それらを乗り越えるには多大な時間と強い心が必要となります。この奉納を行うことにより、どれだけの方が勇気を貰われたことでしょう。それは一人かもしれません。とても少ない人数かもしれません。
それでも前を向き、一人一人の為に続けていく。それはやがて大きな希望となるはずです。

この虎舞が大きな光となり、沢山の方に希望を与え東北各地の復興の架け橋となりますようお祈り申し上げ、御奉納にあたり心より篤く御礼申し上げます。

2011-05-06 16:15:38 | 神社


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